基礎代謝Q&A
基礎代謝とは?
生きていくために最低限必要なエネルギーのこと。
「基礎代謝(BM=basal metabolism)」とは、体を横たえてまったく体を動かしていなくても、
呼吸をする、心臓を動かす、体温を保つなどさまざまな生命活動のために常に使っているエネルギー。
つまり、「生きていくために最低限必要な最小のエネルギー」のことで、肉体的・精神的に安静であるときに、
呼吸器・循環器系や神経系、肝臓や腎臓などの臓器がわずかに活動している状態と考えられています。
1日の総消費エネルギー量は、この基礎代謝量に生活活動(家事などを含む日常の活動)
代謝量とDIT(食事誘導性体熱産生/「基礎代謝って遺伝と関係があるの?」参照)
を足したものになります。
通常、1日の総消費エネルギー量のうち、基礎代謝量は約70パーセントを占めています。
運動や日常の活動をした場合などは、基礎代謝量に生活活動代謝量が加わることになります。
基礎代謝は何によって決まる?
エネルギー消費が多い筋肉量によって決まります。
基礎代謝状態でのエネルギー消費が最も多いのが筋肉(主に骨格筋)。
これは、筋肉が脂肪を除いた体の組織の中で約40パーセントを占めているためで、
筋肉が多いほどエネルギーがたくさん必要となります。
また、筋肉は鍛えることによって筋肉量を増やし、消費エネルギー量を上げることができます。
つまり、基礎代謝はその人の筋肉量によって大きく左右されると考えてよいでしょう。
そのため、同じ体重でも脂肪が少なく筋肉量が多い人の方が基礎代謝は高くなり、
消費エネルギー量も多くなります。